〜 ディーノクラブ : シーサイドバージョン 〜

シーサイド仕様 すなわち当時の新車時のオリジナルに近いモデルということ。
例えば、ボディカラー。どちらかと言うとくすんだ色。何故ディノだけがこういう色に塗ったのか
私にも謎だ。明らかにディトナなんかとは違い、いわば安っぽい色に塗っている。
12気筒と6気筒との差別化をするためだったのかも。

ボディラインもどちらかと言うと、ボテッとしたライン。けしてシャープではない。
内装もビニールがほとんどで、革張りは一部のオプション。(US仕様が多い)
よく言えば、当時12気筒だけがフェラーリという時代にあって、このディノはエンッオのユーザーに対する
ささやかなプレゼントだったのかもしれない。チープシックなフェラーリ 
(フェラーリとはどこにも書かないのはそのためか) として。