〜 ボクサークラブ : 512BBインジェクション 〜

■ 512BBインジェクション

私は、これの新車を、3台ほど、当時《1982年)売った。
池澤悟さんにも、これの白を、買ってもらった。納車の時、六本木で、夜まちあわせて、路肩に停めた
真っ白のBBの、綺麗だった事。今もよくおぼえている。
結論から言うと、新車の時は、512キヤブとの、違いは、あまり感じなかった。もっとスムーズにまわるなと。
ただ、現在のBBインジェクションを、みると、新車の時のなめらかさが、失われているのが、多い。
やはり、乗り方と、調整(当然調整は必要なのだ。)が、悪いのだろう。
一番、効果的なのは、エンジンを降ろして、タペット、シム調整をし、インジェクションを交換、
またはオーバーホール、すれば良い。よくスローセンサーが駄目になる。
確かに、キャブよりは運転は楽かもしれない。息つくことも殆どないし。完全なGTカーやね。



 


 

 

 

■ 512BB ケーニッヒ ツインターボ

当時ケーニッヒが、全盛期で、ほとんどの、フェラーリにターボを、付けて、モデファイしていたが、512には、
大形のツインターボを、つけてしまった。

当時、目黒通りの、オートロマンにこの車が入り、私は、何度も、これに乗せてもらった。
(名古屋から東京まで、自走で走ってきた。私が運転して)

結論から言うと、パワー的には、その少し後に出る、F40と、互角といえるほどだった。
勿論、512は、5000cc,、F40は、3000ccなのだから、ケーニッヒが遅いわけがない。
とにかく、その加速は、異次元のようで、なめらかで、めちゃくちゃ早かった。
ただし、ハンドリングとか、全体のバランスなどは、話するレベルでは、ないことを、言っておく。