〜 ボクサークラブ : 当社BB販売時の注意点 〜

■ 当社BB販売時の注意点

365BBの場合

 1) リヤーのショック、ブッシュがへたっている来る車が多い。

  理由は当然3種の中では、一番古い車だから。それと当時365を、新車で買った、オーナーは走り屋で、
  飛ばすのが好きな人が、多かったように思う。それも一つの、理由かも。
  これを判定するには、スロースピードで、でこぼこ道を通過する。ダメな車は、リャーから、カタカタという
  音がする。ダブルショックでも、へたるもんだ。

 2)デフギヤーのうなりに注意。

  365の設計上のミスの一つが、このデフギヤーだ。簡単に言えば、耐久性が無い。特に乱暴にコーナリング
  していた車は、弱くなっているのが多い。症状は100Kmの巡航でリヤーから、うなり音が聞こえる。
  これを直すのには、結構厄介だ。部品がなかなかそろわないのだ。当社では、最悪ギヤーを自製する。

 3)3000Rpmぐらいでイキツキする。

  結構、これがBBの特性かと思って、乗っている人多いのと違います?
  そんな事はまったくない。今当社の持っている、S/N 17733のBBなんか、2000ぐらいから、
  アクセル踏めば、7500まで、まるでインジェクションのような加速をする。もちろん365特有の
  メリハリを持った加速でだ。理由はインプレにも述べたように、スモールベンチュリーのサイズ不足。
  でも,いまどきウエーバーのダウンドラフト、トリプルチョークのキヤブ、いじれるメカ、何人いるんだろう?

 4)クラッチが重い。

  ワイヤーで引っ張っているのだから、油圧式に比べて、重いのはしかたがない。でもケーブルの取り回し
  とか、プレッシャープレートを新品にすれば、かなり良くなる。

 5)トランジは消耗品。

  トランジは電気部品だから、25年も持つわけがない。
  オリジナルはマレリだが、その新品はもう無い。だから当社ではMSDを使う。これは良い。−

 6)コックドベルトはいつ交換したかが問題。5年やそこらは問題ない。

512BBの場合

 1)ショックは365とおなじ。
 2)ブレーキが365ほど効かない。車重のせいか。それでパッドを柔らかいものに変える。
 3)トランジも365と同じ。
 4)クラッチデスクは、油圧式のためか、滑りやすい。無理をしないこと。
 5)キヤブの調整は、なれた人に見てもらう事。

512BBiの場合

 1)タイヤ (TRX)が減ってくると、ハンドリングが、急に悪くなる。特にフロント。
 2)インジェクションの左右の、バランスが、狂いやすい。すると、アイドリングで、すとんと、止まる。
 あとは、スローセンサーと言うものがあって、それが駄目になるとアイドリングが不安定になる。