〜 交 遊 録 〜

池澤 悟さん

一緒に映っているのは、唐沢さん。
まだ、工場をオープンしたての頃で、
何にも無い。 2000年頃。



これは2004年のとき。



ご存知、サーキットの狼 原作者の彼とは、もう長い付き合いになる。
始めて会ったのは、ちょうど彼が”嵐3びき”と言う漫画から、サーキットの狼に移行してまもなくのころだった。
1975年位か。
杉並のアパートの一室の仕事部屋に尋ねると、まもなくポルシェターボが納車されるんだよ、と‥。
車談義に話がさいた。私もまだシーサイドに入って、2年目ぐらいのかけだしの営業だったが、年が近いし、(彼が一つ上) 
気さくな性格なので、すぐに親しくなった。

それからしばらくして、サーキットの狼が大ヒットし、一躍彼は著名人になっていくわけだが、おそらく収入の全てを注ぐくらい、
車を買い換えていった。記憶にあるだけでもマセラティのメラック、365BB,カウンタック400S,512BB,と、私がシーサイド
に在籍していた間だけでも5〜6台くらい、私がキャステルをはじめてからも付き合ってくれて、512BBi 、348GTB,の新車
など買ってもらった。

彼の性格は一言で言えば、優しい性格だ。ただ、あまり人に干渉しないし、されたくないという、クールな一面もある。

もうデビューして、30年以上になるそうだが、立派なものだ。浮き沈みの激しい漫画界にあっては、もう重鎮になるのだろう。
いつまでも若さを失わないが、今後もますます活躍してほしいと願っている。