〜 交 遊 録 〜

細野 輝 さん
ロータスクラブ オブ ジャパン 会長


細野さんというより、てるちゃんといったほうが私にはぴったりくる。
彼との出会いは、もう25も前に遡る。
当時シーサイドの営業だった私の、数少ない友人の一人が てるちゃんだったわけだ。
彼はそのころからロータスヨーロッパを愛車にし、原宿あたりでナンパにあけくれていた?
当時渋谷原宿を中心に、アメリカンカークラブというのがあって、メンバーはカマロやトランザムといったアメ車中心だったのだが、
彼は唯一英国のロータスヨーロッパを愛用していたわけだ。

先日、久しぶりに私を訪ねてくれた彼の愛車 
勿論ヨーロッパを見せてもらったが、相変わらずぺったんこの車高で、小さな車だ。

ちなみに現在彼は2台のヨーロッパを持っていて、1台がSUの54タイプ47GT仕様、もう1台がスペシャルだ。
両方ともクーラーを付けてる。
その2台をもじどうり足で使っているのだ。おそらく日本ひろしといえど彼だけだろう。大体年間10,000キロは走るだろうから、
彼のロータス暦27年間で計算すると、27万キロということになる。

彼との忘れられない思い出は、勿論LP500R盗難事件だ。このHPの社長の記憶に残るベスト11にも出てくる、カウンタックの
エンジンルームにまたがって夜の新宿を疾駆したのは彼だ。おそらく世界中探しても、LP500Rの背中に乗っかって、走った
事のある人間はいまい。
勇気と、身軽な身のこなしは 海上自衛隊レンジャー部隊にいたことからもわかる。

昭和24年生まれの彼は 私の2年先輩だが、さすがに顔にも皺が目立つようになってきた。
だがまだ50歳の始めだ、これからもヨーロッパにかける情熱と同様、人生にもパッションをもって
生きて欲しい。





ちなみに彼はヨーロッパの専門店をやっている。誰か興味のある人がいたら、気軽に相談するが良い。
とても気さくな人だから、兄貴感覚で教えてくれるだろう。

携帯は 090−3205−2732



30数年の付き合い、お友達の 細野さんのガレージにお邪魔した。
彼は一人でロータスの整備販売を本当にマイペースでやっている。
販売と言っても自分で作った車を友達に譲ると言う感覚。
場所は千葉でも南の方の曽我というところ。
横浜からアクアラインを通ると40分くらいで行く。

今日は328GTBの試運転がてら、ドライブした。本当に楽で速い。


後の2台が彼の永遠の愛車 赤い方が初期型、グリーンが彼が新車でアトランティック商事で買った、
36年間持ち続けているスペシャルのほうだ。





彼が60歳 私が58歳 足したら118歳だ。
彼も私も自分の専門の分野で30数年のキャリア。
やはり続ける事は意味がある。

ヨーロッパのことなら彼にまず相談。
本当に頼りになるアニキだ。
090−3205−2732 まで。私のHPを見たという事。



後に何故かファントムがある。彼の友人の手作りだそうだ。