車の質感
ゲンロクの取材で 群馬県の高崎まで出向いた。
新旧のランボルと言うことで、当社のミウラと、ムルシェラゴの2台。
場所は元製鉄の工場跡。60年前に操業を中止したそうだ。
ギャラリーが写真を撮るのは皆 ミウラ。ムルシェはどう見てもカッコよくない。
関越の高坂から20キロくらい私が運転した。
このムルシェはランボルギーニ ジャパンの広報車。最新の640だ。
6.5リッターもあれば速いのは当たり前。
問題はその質感だ。
私的に一言で言えば、でかいトラックのようなスポーツカー。
加速の感じも発電機みたいな、まるで電気モーターのような加速
面白くもなんとも無い。
足車のベンツとかならそれで良い。ピーターのAMGもエンジンはそんな感じ。
ただ、何千万もする趣味の車がそんなことでは、考え方が情けないし、つまらない。
6気筒、8気筒、勿論12気筒とそれぞれに異なるエンジンのフィールがあるはず。
例えば、
ディノのV型6気筒、2000から3000回転で走らせると確かにピストンが6個爆発している様が頭の後ろから実感できる。
またディトナの12気筒、こいつはアナログエンジンの中では最高のフィールだろう。
信じられないくらいに12気筒がキレイに廻る。
私的にはこの音を所有するだけでも高い金を払う価値fがある。
勿論今回のミウラ。ブリッピングをくれてやると、まるでレースカーのような音だとギャラリーの人は言う。
つまり人を魅了する音が出せるかどうかということだ。
|