より真面目に取り組む事 2009年1月30日
新聞やテレビのニュースを見ていると、トヨタ、ソニーなどどんな業界でも赤字だ、人員の割減だと騒いでいる。
私はなんでそんなに深刻な顔をするの?なんで大げさに慌てるの?と、声を大にして言いたい。
何十年も不況で赤字がかさみ、倒産寸前なら仕方ない。
だが、トヨタなんて今まで黒字が当たりまえで、トヨタ銀行と言われていたほどじゃあ無かったのか?
つまりそれだけ資金の余裕、蓄積があるという事だろう。
だったらもっと泰然と構えて、日本一の企業らしく堂々としろと言いたい。
今まで会社を支えてきてくれた社員の削減なんて言語同断だ。
困った時だけ、アメリカのようなリストラを優先する、そんなエエカッコを真似するなといいたい。
日本の企業の本質は家族の集団。
それが昔からの伝統だろう。それを守れないなら全員辞めるべきだ。
我々も反省するところは多々ある。
戦後一環として行ってきた、輸出だのみ。
アメリカという親亀がこけたら日本もこける。
戦後の時代はとうに終わり、世の中物が溢れすぎ。
努力してお金を得るのではなく、ゲームのように頭で儲けようとする、拝金主義。家族主義の崩壊で モラルも崩壊。
今、足元を見るまでも無く、日本は腐った林檎のようになりつつある。
麻生総理の口癖、100年に一度の不況?ならば60年前の終戦直後は何だったの?
東京全部が焼け野原、リアルタイムで知らなくても歴史の事実だろう。
我々のオヤジ、あるいはそのオヤジの世代はそんな未曾有の困難な状況でも並々ならぬ努力をして復興を成し遂げた。
それに比べれば今回の不況など屁みたいなもんだろう。
あまりにもぬるま湯時代が続いたせいで、少しでも夜風が冷たくなると風邪を引く、そんな感じだ。
私も含めて日本人全員が意識の改革、あるいは自覚をすることこそ、今回の試練を乗り越える最大の武器だと思う。
其の第一歩は自分の仕事により真面目に取り組む事だ。
そこで私に出来る事。
私の職業はビンテージスポーツカーを売ること。
ただ、残念だが高価な商品だ。世間のだれでもがおいそれと買える物ではない。
しかし車好きならせめて一度は助手席でも良いから 動いているそれらに乗ってみたいそう思うのは当然だ。
それを弾みとして仕事を頑張る、お金を貯めて100万くらいでも良いから趣味の車を買う、そういうキッカケになれば
私としては本望だ。
日本中のどこの車屋でもやっていない事をやる、もしくは出来ない事をやる、それが私のプライドであり、上で言う真面目に
仕事に取り組む姿勢だ。
口先でモノを言う前にまず私に会いに来いと言いたい。
港横浜で待ってるぜ!!!
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