イギリス訪問 (その一)  2009年 5月

バブルの以前はロンドンに友達がいてよく遊びに行っていた。
奴はギャンブルが大好きで、会員制のカジノに私をよく連れてってくれた。
理由はそこは飲み食いがタダだから。
もっとも奴は食事もしないでルーレットに興じていたが。

変わって久しぶりのロンドン、街が変わる訳も無く相変わらずの曇り空で私を迎えてくれた。
基本的に英国人は変化を嫌う。
名物のロンドンタクシーでさえ、元の黒一色の色から広告などをつけて明るい色にする事に猛反対があったそうだ。

だから建物も外観を元の古いまま、内装だけをリフォームして使うと言う按配だ。

そんな旧いもの大好きなイギリス人が、古い車が嫌いな訳がない。
おそらくクラッシックの車のメンテナンスに関しては、世界でも一番の歴史があるはず。

だから国が違えど、フェラーリなんかもイギリスに入ったときからの記録を全部保管してたりする。
それが彼らの国民性なんだろう。

我が日本は、使い捨ての車を作っては壊し、の繰り返し。
新車で出ても6〜7年もすると町から消えていくのは、不思議だよね。


ロンドンブリッジからテームズ川を見る。 昔私が子供の頃ピーターパンの絵本を見て
是非此処に行って見たいと思ったところだ。

ここがロンドンの町の中心部 ピカデリーサーカス 東京で言えば新宿か。





ここが有名なハロッズ。確かに高級デパートというかんじ。



皆さん急にホームページが変わったので驚いているかと思う。
たまたまセンスの良いウエブのデザイナーと知り合えたのが今回のリニューアルのきっかけだ。
私としては日々更新する内容もそうだし、それを積み重ねていく事で、
このHP全体が日本のビンテージスポーツのアーカイブ即ち基礎知識となる事を願っている次第だ。

その意味で情報を見やすく、取り出しやすくしたことは良い事だと思っている。
これからも見て楽しい、保存して価値のある情報をどんどん増やしていくから期待してくれ。

かといっても当社は車を売るのが本業。
だから見てばかりいないで実際の車も買ってくれ、これが私の希望。

そこで今回はイギリスで見た、スペシャルな車の紹介。

下の3枚の画像で車好きな貴方なら解るよね。







そう、これはランチャストラトス しかもオリジナルでベストなコンデション。
値段も比例して高いが(2000万以上) 好きな人は相談してくれ。








両隣がオヤジと息子。 でもオヤジは私とそう歳が違わないはず。



ランチャストラトス 外からの画像だ。ホイールはコンペ仕様を履く。