ラグナセカ 2009年 8月
いつものように、ラグナセカ、オークション、コンクールイタリアーナ、ペブルビーチと
廻ったが、今年はやはり経済の影響か、いつものような元気は無かったように感じた。
その中で唯一いつものように、盛大なイベントを行ったのがラグナセカ。
特に今年は 特集の車種が ポルシェだったせいか
それなりに盛り上がっていた。
下はピットへと向かう車に奥さんを乗せて走る図。
日本ではありえないだろう光景だ。
その昔、F1が輝いていた頃、
リタイヤしたアイルトンセナをナイジェルマンセルが自分のレースカーの横に乗せてピットへと戻る
そのシーンを思いだす。
最後に出てくるのがやはりこれか。
アメリカ人の移動手段のルーツは幌馬車。
それを今風に解釈したらレースカーはサラブレッドの代わりか。
アメリカで競馬があまり人気が無いのは、それの代わりになる
自動車のレースがあるからとも言える。
つまり彼等からすれば、ドイツ人が発明した自動車を
アメリカ人が発展させた。そういう自負があるのだろう。
だから子供の頃から自動車に親しんできた彼らには、車のレースは特別な物でもなく
極自然な生活の一部。
だから金持ちはハンパじゃない金をレースに注ぐし、
お金の無い普通の人はそれを見に行く。
4気等のモンディアル。
赤い頭、 テスタロッサ はここから来る。
今年も人は沢山入っていた。
可愛いね。