イタリア 2010年1月 〜 ミラノ情報 〜



私イタリヤの現実

誰が言ったか、イタリヤは歴史遺産が多数在って風光明媚だと。
ただし、都市部は殆ど例外なく我々日本人の管理的な感覚からすればかけ離れた
景観が広がる。
下のように道路の隙間と言う隙間はびっしりと車の路上置き場に占領され
その殆どが、小型車で汚い。
小型なのは都市部では小さくないと駐車に困るからで、別に好きで乗っている訳では無いようだ。



左の建物はミラノ中央駅。
ローマが東京とすれば、ミラノは大阪だろう。
この駅は数年前までは本当に汚かった。やっと最近エスカレーターの新設など
近代化が図られてきたが、イタリヤ人にとってはそんなのどうでもいいじゃねえか と考える。
つまり彼らにすれば、無秩序が彼等のルールなのだ。



いたるところに、この様な部品を盗まれた自転車が放置されている。
それだけ治安が悪いという事。
特に地下鉄が危険。
私も2度も被害に会いそうになった。
スリと、集団で取り囲む金銭強盗だ。
理由は東欧やギリシャなどからの難民みたいなのが多いからだ。



この時期はミラノも相当寒い。
きずいたのは殆どの人が黒い色を着ていること。
聞いたら、イタリヤ人が派手な色を好むという事は無いそうだ。
ミラノ の中心部 ドオモにて。



だから我々極東の島国に住む日本人と彼らでは感覚が全く違うという事。
だからこそ、ラテンの気質のイタリヤ人が作るスポーツカーに憧れるんだろう。



まず一番困るのが、町に公衆トイレが無い事。
ミラノの中心であるドオモでも無い。
どうするか? お金を払ってバールでコーヒーを飲み、そこのトイレを借りる。
慣れればどうって事は無いだろうが、一々探すのが面倒だ。
よくあるのが、ロシアンスタイルと言って、何も無いフラットなやつ
日本の金かくしから前の部分を取ったやつだ。

これから比べたら日本のウオームレットなんか夢みたいだ。

2番目は最近日本でもどうかと思うが、お店の対応。
サービス心が殆どゼロ。
気に入れば売ってやる と言う感じ。
地下鉄の切符も自動販売機は壊れているのが多いし、
イタリヤ語しか書いてない。
そこで最寄の売店で買うことになる。

最近感心するのが、東京の山手線。
電車の中でテレビが見れる?
くどいほど、英語も含めて情報を流す。

イタリヤでは一切そういうものは無い。

これでEU諸国のなかでは先進国に入るイタリヤでの話しなんだから
ほかの東欧の国は言うまでも無いだろう。

つまり我々が住むこの極東の島国はえらい便利な国というわけだ。
それが結果 人々の生活に幸福をもたらすかは別にして。

イタリヤではまだ禁煙がねずいてはいないようだ。
日本で警官が職務中にタバコを吸ってたら 怒られるよね。


若いねーちゃんも路上で吸う。
渋谷辺りでも見かけるが 止めてくれ。



とにかく彼等はコーヒーが好き。
特にエスプレッソを好むようだ。カップが小さくて濃いやつ。



イタリアで見つけた2台のディノ。L型とM型。