サブタイトル
ページトップ戻るボタン
   ■ キャステルオートの販売台数 20台以上。勿論 鞍は 1975年シーサイド当時からこの車をドライブした。
     つまりディトナを知り尽くしている日本で唯一の男だ。

     daytona_01

     70年代最後のフロントエンジン搭載車であったこの車は、当時のスポーツカーの平均レベルをはるかに超えた
     スーパースポーツカーと呼ぶにふさわしい車だった。

     いつも言うけど、これの最高の状態の固体は、1速で加速すると完全にホイルスピンする。
     勿論、クラッチを普通に繋げて、アクセルをドンと踏んでからだ。ハンクラでは無いよ。

     その加速は 生まれてもう40年あまりを経っているとは到底信じられないくらいだ。
     タコの7000回転まで針の動きを見ている暇もなく 猛烈な加速をドライバーは経験する。
     言葉で説明するのは難しいが、エンジンのピックアップは 剃刀のようにシャープとでも言えばよいか。
     もう、ほんのわずかにアクセレーターに足が触れただけで、この12気筒4380ccもあるエンジンは軽々と上へ
     上へ回っていこうとする。
     この感覚を知ったら、インジェクション12なんてあほ臭くなるよ。

     ボディのサイズは意外と小さい、だから慣れればタイトなコーナーでもかなり振り回せる。
     勿論、視界は全く問題ないし。 
     ハンドリングは長いノーズを振り回すようで、少しスロー。
     だからコーナーに入る少し手前から切り始めるくらいが丁度良い。コーナリングは弱アンダー。
     ベテランならドリフトして廻ることも可能。それだけの十分なパワーがあるから。

     事実、シーサイドにいたとき、ディトナの鬼と言われた松崎さん、、、彼は第三京浜の東京出口のかなりきつい
     昇りのコーナーを綺麗にドリフトして私の前を走って行った。

     問題はブレーキ。私が今まで乗った殆どのディトナはブレーキがプアーだった。勿論サーボは付いてるが。
     だから無理にブレーキを遅らせないで早めのブレーキが大切。
     シフトはトランスアクスルと言って、デフと共通で後ろに着いている。(重量配分のため)
     だから当然リモートになるが 非常に軽い。

     勿論、時代のせいで良いパワステも無かったし、ブレーキのキャリパーもおそまつだ。
     でも人間もそうだけど、完璧な人はつまらんじゃん。
     何かが飛びぬけて秀でていれば良いのよ。
     このデイトナの場合、他に比較できないエンジン。クリーンなボディか。
     今年 2008年ディトナが生まれて40周年だ。この類まれなスポーツカーは永遠に評価されるだろう。



   ■ デイトナ 詳細情報‥‥詳細メニューをクリックすると詳細内容をご覧頂けます。
01:デイトナの本質 21:デイトナ(カラー:赤) 31:足回りオーバーホール
02:デイトナ(初期型) 22:デイトナ(カラー:緑) 32:マフラーの説明
03:デイトナ(後期型 23:コンバーチブル モデル 33:
04: 24: 34:
05: 25: 35:
06: 26: 36:
07: 27: 37:
08: 28: 38:
09: 29: 39:
10: 30: 40:
bb01 bb02 bb03 bb04
ページトップ戻るボタン
ライン画像